Code for Japan Summit 2015
市民参加でIT技術を使って公共サービスを改善するCode for Japanが主催。
海外・国内トップクラスの有識者を一堂に集め、ITを利用した市民活動を学習、体験してもらうイベントです。
行動 for 会津/CODE for AIZU もブースを出しました。
オープニングトーク/キーノートスピーチ
技術が分からない人に説明すると「寄り合い」。
去年初めて行ったSummitのテーマは「Connect」。 各地に居る人や活動を繋げる事を目的とした。
今年は色々とどう始めたら良いか分からないと言う相談が多かったりするので事例や学びを共有して改めて次の一歩を踏み出す「Start」
- これまでの寄り合い
時間のある人だけ参加
偉い人が決める
合意形成に時間がかかる - 現代の寄り合い
忙しい人、遠い人でも参加出来る
皆が対等
ワークショップで合意形成
実際に課題を解決するためには技術者だけでなく課題を解決したい人、制度を作る人、それらを繋ぐ人が集まると大きく推進される。
オープンマインド・オープンカルシャーを始めよう
浮世絵は著作権も切れているし自由に商売に使っても良いオープンデータ
世界中でInternational Open Data Dayにイベントを開いているが、2015年は世界で一番開催都市が多かったのが日本。
日本には世界に誇れるオープンデータの素地がある。
シビックテックを通じて私たちの社会の文化を変えたい。
次のInternational Open Data Dayは2016年3月
行政職員ショートプレゼン&インタビュー
- 千葉市
市長がITに強いから色々と出来ている面もありますけど、それだけじゃないんです!
情報公開法で出せる情報を言われる前に公開するのがオープンデータと言うと理解してもらえる。
Code for Sabae福野さんが来られた時の飲み会で盛り上がってCode for Chibaを作ることになった。 - 横浜市神奈川区
港を開いたり昔からオープンです(えっ?)
子育て関係は良く知られているので今日は他の話だけ。
市のHPに広告を出した初めての市。 視察が多くて有料化と二度美味しい。 - 豊島区
協賛もしていないCode for Japanに無料でこの場所を三日間も提供しました!
消滅可能性都市として都内で唯一指摘されたのが衝撃的でかえなきゃと言う雰囲気が出てきた。
とにかく手元のGISデータを全部公開してしまえ!と公開すると思いもしなかった活用例が出てきた。
街路樹のデータなんか誰も使わないだろうと言う意見があったが位置情報があるので公開すると、季節ごとのお勧め散歩ルートが作られた。
課題解決アイデアソンワークショップ
課題解決のためにアイデア出しのワークショップ、アイデアソンが開催される事があります。
未経験者の為にワークショップが開かれました。 参加者の3割ぐらいは経験者だったようです。
お題は行政と市民による協業です。
先ず未来を説明する為の新しい造語Future Languageを作りました。
未来を語るのには今の言葉では表せない筈なので新しい言葉が必要になる筈と。
詳しい手順はリンク先を参照して下さい。
- あって欲しい理想的な状態を書き出す
- 現状の課題や問題を書き出す
- それぞれをゆるくグルーピング
- 特に関係しそうな状態と課題を線で繋ぐ
- 課題を解決して理想的な状態に近づける為の方法、手段を考える
- 解決する方法や手段に新しい名前を付ける
アイデアを膨らますのが目的なので質より量を目指します。
ここまでがFuture Language。
今回は別の手法(名前を忘れましたがスピードストーミングの一種みたいです)で更にアイデアを作ってみました。
別のグループが作ったFuture Languageを持って来て元ネタとしました。
主な理想-案/策-現状の関係を3つ選び、それについて解決方法を考えました。
- 5分でそれぞれの解決方法を一つづつ書きます。
- それを他の人に回して別の解決方法を考えます。
- 解決方法は未だ出ていない方法です。 少しでも違ってあれば別の方法とします。
- これを6回繰り返します。
3週目辺りが一番苦しかったです。
出来上がりはこんな感じになりました。
これらの解決案から良いと思う物をグループ内で投票します。(ハイライト法)
最後に投票の多かったものをアイデアスケッチに書き出します。
懇親会!!
ここからが本番です。
Code for Cat、猫の為に何かする人達。
食べ物も凝ってました。
二次会にも参加しましたよ〜。